毎日の通勤で革靴を履いていますが、靴底がすり減ります。
まだまだ綺麗な革靴なのに捨てたり買い替えるのはもったいないけど、専門店で修理してもらうのは高くて躊躇してしまう。調べてみると、2千円以上はするんですよね。
そこで、自分で修理できないかと調べてみて安くて良さそうな商品を見つけました。
靴底補修を自分でやろうと思った理由
靴底は目立たないところですし、もし失敗しても剝がしたり削ったりすればなんとかなると思い、まずは自分で補修してみようと思いました。
また、靴底補修材50gの価格が753円(税込み、送料無料)だったことで手軽にできることも背中を押しました。
ただ、50gがどれだけの量なのか、自分の靴のすり減った部分に足りるのかどうか心配でしたが、結果として3足分使用してもまだ半分くらい余ったので良かったです。
靴底の補修を自分でやってみた手順について
下の写真は、革靴の底面がどれくらい削れて減っているか、現状把握のために撮影しました。
補修前の靴底の様子
私の場合は、かかとの外側が削れるタイプです。どの靴もかかと外側が減っています。歩き方によって人それぞれ異なるようですが、かかとがすり減るのは問題ないようです。
靴の底面をみると、もともとは溝がありましたが、つるつるになっています。
補修前の下準備
説明書によると、補修面をきれいにして、サンドペーパーをかけるとありましたので、固く絞ったタオルで靴の底面をふき取ってから付属のペーパーでやすりがけをしました。
ペーパーをかけると表面はざらざらして、補修材の密着度が高まりそうです。
プレートで養生
補修材で肉盛する部分がはみ出ないように、プレートを靴のかかと側面に固定します。
このプレートの位置を決めるのに少々手こずりました。かなりすり減っていればいるほど位置決めが難しいと思います。
大切な靴であれば、少しすり減った状態から補修剤で補修することで、きれいに肉盛りができますし、長持ちすると思います。
補修剤で肉盛り
いよいよ補修剤を塗っていきます。
付属品のヘラ(まるでアイスの棒)で伸ばします。
ねばねばの補修剤なのでヘラにまとわりつくし、なかなか平らになりにくかったので、しつこく撫でて触っていると徐々に固くなってきて、上の写真のように凸凹になりました。
片方はでこぼこになりましたが、その反省を踏まえてあまりしつこく撫でまわすのをやめたところ、写真右側のように平らになりました。粘り気があるので自然と平らになります。
ということは、靴を裏返しにして平らなところで乾かせるように事前に段取りをしておくと良いです。
あとは補修剤が乾くのを待ちます。
プレートを剥がす
プレートはプラスチック製でつるんとしていて、きれいに剥がれます。
下の写真は学習した後に施工したのできれいに仕上がりました。
下の写真はしつこく撫でまわしたので凹凸がひどいです。プレートの固定もずれていたのか補修剤がはみ出しています。
これで、余分なところをハサミでカットすれば完成です。
1日履いて歩いた後
しっかりと固まっていました。固まった補修剤には弾性があります。
通常の生活通りに歩いてみましたが何の問題もありません。
次の写真は1日歩いた後の靴底の様子です。
写真でまざまざと見ると違和感があるかもしれませんが、色目もよく似ていてまったく気になりません。これからもっと馴染んでくるのではないかと思います。
ただひとつ懸念があるとすれば、高い位置の下駄箱に靴を入れると補修跡が目立つかもしれません。なので、なるべく低い位置の下駄箱を使います(笑)
やっぱり、かかとの減りが少ない段階で補修をしておくべきですね。
靴底肉盛り以外の用途
靴底補修以外にも、靴底の剥がれやひび割れにも使用できるようです。確かにボンドのような匂いがしますし、しっかりくっついていますので、底面の補修全般に使用できそうです。
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