庭仕事をしていてクモを発見したが、何かいつもいるクモと違う。
黒いクモで背中に赤色の模様があった。
「もしかして!」と思って、セアカゴケグモの画像を検索で探すと、全く同じではありませんか!
見失わないうちに早速駆除!
慌てながら、庭の物置においてあった殺虫剤(アースジェット)を取り出し、このクモに吹きかけた。
なかなか動きが弱まらず手ごわい相手だ。
ずーっと吹きかけるとだんだん動きが鈍ってきた。
動かなくなったところで、駆除できたかなと思いつつ、ひと息。
市役所に電話してみた
数年前はニュースになったくらいだから、念の為市役所に電話してみた。
夕方6時すぎくらいだったが、電話は繋がり、市役所の方から「今から行きます」と返事があった。
待つこと15分くらい、市役所の方2名が自宅に到着。
やっぱりセアカゴケグモだった!!
市役所の方は、ピンセットで駆除したクモを持ち上げ、観察を始めた。
「セアカゴケグモですね。」
やっぱり、ヤツだった。
市役所の方は透明の小さなビニール袋にセアカゴケグモを入れた。
他にもいないかどうか、セアカゴケグモの好みそうな花壇まわりのブロックのくぼみや穴、植木鉢の下、砂利の下などを探していた。
他にもセアカゴケグモらしきクモがいたので、市役所の方が持参してきた殺虫剤(キンチョール)を吹きかけ、ピンセットでつまみだした後、靴で踏みつぶして駆除してくれた。
今度見つけたら市役所に連絡するべきかどうか
市役所の方々から「セアカゴケグモにご注意を!!」という資料を3枚もらった。それには、体の特徴や生息場所、駆除方法、咬まれたときの対応、対策などが事細かに書かれていた。
私は市役所の方に「今度見つけたときは、自分で駆除すれば良いですか、連絡しなくても良いのですか」と訪ねたところ、次のように言われた。
「発生の状況を知るために、連絡をしてください」と。
なるほど。確かに私たち民間人が連絡しないと状況は把握できないのは確かだと納得した。
セアカゴケグモに効く殺虫剤は何が良いか?
我が家に常備していたのは「アースジェット」だったが、市役所の方が持ってきていたのは「キンチョール」だった。そこで疑問に思った私は聞いてみた。
「もしかして、キンチョールの方が効くのですか?」と。
すると、市役所の方はこう答えた。
「セアカゴケグモにはキンチョールがいいです。」と。
なるほど。市役所の方からもらった資料には「市販の殺虫剤(ピレスロイド系)」と書いてあるが、さすがに行政が固有名詞でキンチョールとは言えないよな、と思った。
なので、近くのドラッグストアでキンチョールを買った。
ただ、卵には殺虫剤の効果が薄いようなので、クモの巣に卵が付着している場合は、棒きれなどでクモの巣ごと絡め取り、焼却するかビニール袋に入れて完全に踏み潰さないといけないようだ。
庭仕事をする時に普段から気をつけること(対策)
外で作業するときは、手袋をしましょう。
不用意に側溝やブロックの隙間に手を入れないようにしましょう。
クモの生息しそうな場所は、こまめに清掃したり整理整頓をしたりして、セアカゴケグモの住みにくい環境づくりをしましょう。