最近、ルーティンを変えました。
これによってコースでの打球がかなり良くなりました。
今日のブログでは、私がどのようにルーティンを変更したかをお伝えしようと思います。
これまでのショットの悩み
私は特に打ち下ろしのショットが苦手でした。ミドルの打ち下ろしでのティーショットは必ずと言っていいほど左に引っ掛ける癖がありました。
また、左ドックレッグのコースでもセカンドショットがフックすることもしばしばありました。
ホームコースでありながら同じホールで長年にわたり同じようなミスをしていました。(学習能力ゼロです)
これまでの改善策
クラブフェースを開いてみたり、OBゾーンに向かってスタンスをとってみたりしましたが、なぜか同じような出玉になります。
ティショットをドライバーではなくクリークに変えたこともありましたが、それでも同じような軌道を描いてフックします。
景色に惑わされているという気づき
池越えや谷越えを意識すればするほど、設計者の思惑通りにボールはそこに吸い込まれていきます。
打ち上げや打ち下ろしも身体がその景色に合わせて無意識のうちに傾いているということに気が付きました。
練習場では同じ場所、同じ景色のところからショットするので大体同じように打てます。またマットがあるのでどの方向に構えているかもハッキリしています。スイングの軌道もマットのラインがあるので大体同じようになります。
ということは、構えてから打ち出し方向を見ず、ボールの飛球線上と後方線上にあるスパットを意識して打てば練習場と同じようなショットが打てるのではないかと思い、コースで試してみました。
長年染みついたルーティンを変更
ルーティンの際に目標方向を向くというルーティンのみ無くすことにしました。
癖というものを直すのは並大抵ではありませんが、ひとつだけなら可能でしたが、最初に打つときは真っすぐ向いているハズなのに、どこに飛ぶかわからないという不安がいっぱいでした。
私の場合のルーティンは次の通りです。
- ボールの後方に立って、目標方向に向かって2回素振り
- 飛球線方向のスパットを確認
- スパットとボールに合わせてスタンス(目標は見ないし、素振りもしない)
- ショット
スパットを確認した後は、もうスパットしか見ません。なのでスパットだけを意識しながらスタンスに入ります。
スタンスしたら素振りもしません。なぜならスパットを見失って目標が全く分からなくなるからです。なのでスパットを見つける作業は全集中です。
ショットの時は普段通りの自分を信じて打つだけです。スパットさえ意識すればいつもどおりクラブを引いているかなんとなくわかります。ただ、慣れが必要かもしれません。
ルーティンを変えた結果
景色に惑わされることが無いので、ポスチャーも崩れませんし、OBゾーンも完全に頭から消えています。ただ目の前のスパットとボールに意識を集中させるだけで、ほぼ練習場通りの球が打てました。
あとは、このルーティンを身体にしみ込ませてコースでの経験を積んで自信を付けられれば、もっと良いゴルフができると思います。
これは、私自身に当てはまることで、皆さんに合うかどうかはわかりませんが、もし同じような悩みがあれば試してみてはいかがでしょうか。