「ゴルフはゴロフ」と昔から言われていますが、転がしこそがスコアメイクの鍵であると思っています。
特にグリーン周りでは、バンカー越えでない限り極力転がした方が安全です。
パターより簡単な訳
私は、パターよりもウェッジやピッチング、8番アイアンでランニングアプローチをした方が距離感が合います。
その理由は、パターは振り幅やパンチを入れることで距離を調節しますが、ロングパットではなかなか距離が合わないからです。また、パターの転がしは芝やラフの影響があります。
ランニングアプローチだと、クラブ毎のキャリーとランの比率を把握して練習しておけば、簡単にピンに寄せることができます。
なぜなら、落としどころ(キャリー)が近ければ近いほど簡単になるからです。
自分の道具を知る
例えば、私の場合は58度でキャリーが1に対しランが1です。PWでキャリーが1に対してランが2です。8番だとキャリーが1に対してランが3です。
グリーン周りでピンが遠い場合は、ランを多く使えるので、8番アイアンで転がします。
ピンまで20ヤードとすると、キャリー5ヤードに対してランが15ヤードです。5ヤードのところに落とせば勝手に距離が合います。
逆にピンが近くてランが使えない時、ピンまで10ヤードだと、58度で5ヤードのところに落とします。
できるだけランを長くした方が簡単なので、簡単な方法を選択します。
グリーン外からパターを使うと、ラフや芝の影響で思った距離が出ないので、その障害をキャリーで超えることで安定した距離がでます。
距離の計算方法
簡単な比率計算ですが、コースだと分からなくなることがあります。そこで、編み出した技を紹介します。
1対1
これはピンまでの距離を2で割ります。
1対2
九九の3の段を使います。ピンまで6ヤードは、3×2=6でキャリーは2ヤード。ピンまで18ヤードは、3×6=18でキャリーは6ヤードです。
1対3
九九の4の段を使います。ピンまで12ヤードは、4×3=12でキャリーは3ヤード。ピンまで20ヤードは、4×5=20でキャリー5ヤードです。
もちろん、小数点の計算はややこしいので、間をとることにしています。
また、傾斜や芝目によって変わりますので、そこは感になります(笑)
まとめ
ランニングアプローチは、自分の持っているクラブ毎の距離を把握しておくことで、格段に寄せの精度があがります。
もちろん、ざっくりやトップをしないように練習が必要です。でも、ランニングアプローチはパターの様に打てばその危険性も低くなるので絶対におすすめです。