今の40~50代が新卒で就職した時代は、WEB系の会社はなかったと思います。
なぜなら、一般家庭にPCが急速に普及したのはwindows95が発売されてから。
しかしながら、現在40代以上の方々もWEB業界でバリバリ働いている方も多くいらっしゃいます。
その方々は、ほとんど独学でWEBの知識や技術を身に着けたと思います。もちろん当時はWEB系の専門学校はありませんし、書籍も少なかったです。
では、どうやってWEBの勉強をしたのでしょうか。
それは、「検索」です。
当時は書籍は少なかったですが、みんなが自分たちで工夫して作り上げたものをネット上で公開して、その知恵を共有していました。だから、昔から興味を持ってネットで調べていた方々は検索が得意だったのかもしれません。
人に聞くより、Google先生に聞けば答えが返ってくるのです。
今ではWEBやITの専門学校があったり、書籍がたくさん出版されていたり、技術力を高めるためのセミナーがあったり、いくらでも情報を取り入れられます。
しかしながら、これらの情報は極一部であって、実際にWEBの現場で働いていてわからないことがあれば、すぐに情報を得て自分のものにしていくということを心がけないと、スピードについていけなくなります。
その際に、どんなキーワードで調べれば的確な答えが返ってくるかを想像しながら検索しなければなりません。
この「検索力」はWEB業界のどの職種にも必要なスキルです。
なんでもかんでも検索に頼ってはいけない、という意見も世の中にはありますが、それとは違います。
みんな、WEBで何かを作り上げるときに「絶対に方法がある、必ず出来るはず」と思って、検索して、自分の持っている知識や技術と組み合わせて完成させます。
こういった検索する力は最低限必要なので、普段から検索力を磨いておくことを強くお勧めします。