定期券を賢く買う方法を検証してみた

電車の定期券を賢く買う 生活

これまで定期券を買ってきた方も、これから買う方も、1ヶ月、3ケ月、6カ月のどれを買えばよいか悩んだと思います。

当然ながら、長い期間であればあるほど定期券はお得になりますが、このブログではそんな当たり前なことは省略して、暦や休みを上手く活用して節約できるかどうかを検証したいと思います。

とは言いつつも、価格の差は計算しないといけないのでそこには触れます。

1ヶ月、3ケ月、6ケ月定期の価格差

とある区間の定期券価格を参考にして価格差を出しました。

1ヶ月 16,470円(普通運賃16日分)

3ケ月 46,840円(普通運賃45日分)

6ケ月 88,940円(普通運賃84日分)

これを2024年1月4日(木)から購入したときのシミュレーションをします。

条件は、以下の通り設定します。

  • 自動更新しない(切れたら新規で購入する)
  • 土日祝日は定期券を利用しない

1ヶ月定期の場合(2024年版)

1年間(12ヶ月)の合計:197,640円

1ヶ月定期のシミュレーション
1ヶ月定期のシミュレーション

3ヶ月定期の場合(2024年版)

1年間(12ヶ月)の合計:187,360円 ※1ヶ月定期との価格差は10,280円

3ヶ月定期のシミュレーション
3ヶ月定期のシミュレーション

6ヶ月定期の場合(2024年版)

1年間(12ヶ月)の合計:177,880円 ※1ヶ月定期との価格差は19,760円

6ヶ月定期のシミュレーション
6ヶ月定期のシミュレーション

このように、普通に計算すると6ヶ月定期の割引金額はどう考えてもお得でした。

ただ、6ヶ月定期にはリスクが伴うことは皆さんもご承知の通りです。転勤だったり病気などで療養しないといけなくなったりすると無駄になります。ということは1ヶ月か3ヶ月どちらかが安心ということだと思います。

少しイレギュラーな考え方で定期券をシミュレーション

以下の条件で1ヶ月定期券の再シミュレーションをしてみました。

  • 木曜日で定期が切れる場合は、金曜日に普通運賃で乗車する
  • 盆休みなど長期休暇を加味
1ヶ月定期の再シミュレーション
1ヶ月定期の再シミュレーション

このように、土日祝を上手く絡めながら新規で定期券を更新していくと3ヶ月定期とほぼかわらなくなりました。価格差はまだ3ヶ月定期の方が1,290円安いですが。

結論

この考え方はすべての人には当てはまりませんが、上記の再シミュレーションのように休みを上手く活用していけば3ヶ月定期より安くなる可能性はあります。

休みは人によって異なりますが、土日祝、ゴールデンウイーク、夏季休暇、シルバーウイーク、年末年始休暇のように元々決まっている休みや、振替休日や有給休暇など自分で設定するものもあります。休みでなくとも出張で定期券を使わない期間が更新と重なることもあるでしょう。

また、休みを加味しながら1ヶ月と3ヶ月定期の両方を活用することも考えられます。

少し面倒ですが、こういったシミュレーションをすることで、どの定期券が自分のスタイルに合っているかを探ることができます。