ワイシャツにアイロンがけをするのが面倒で、ノーアイロンシャツや形状記憶シャツを買ってみるものの、普通に洗濯してハンガーにかけて干すだけでは、どうしてもシワが残ってしまいます。
我慢できないほどのシワではないけれど、もう少しシワが何とかならないかという贅沢な悩み。
無精者の私にとって、アイロンをかけることは大プロジェクトです。
その大プロジェクトは、アイロン台を出すところから始まり、スチームの水を入れたりするし、使い終わった後にアイロンが冷めるまで片付けられないし、とても大変な作業なのです。
これまで、ハンガーに掛けたままアイロンができるというパナソニックの衣類スチーマーも試してみましたが、口コミほどの効果は実感できませんでした。(アイロン台を出す作業が軽減されましたが、シワは思ったほど伸びませんでした)
そこで家内が発見したのが、サンコーの「アイロンいら~ず2」です。
アイロンいら~ず2を購入、開封してみる
家内が価格をリサーチして、最も安かった楽天市場のお店で購入!
パーツを確認後、組み立て作業
パーツがたくさんあるな~という印象だったけど、冷静に見るとそうでもないかな。
本体の背面にあるパネルを開けると電源プラグがあるので出します。
エアバックを支えるための支柱を本体に差し込みます。これが意外と固く、力が要ります。
ハンガーには、洗濯ばさみが4つぶら下がっていて、ここに靴下やハンカチなどを吊るすことで、シャツと一緒に乾かせます。でも私は面倒くさいので使いません。
エアバッグが膨らんだ時に、シャツの裾が持ち上がるのを防ぐための、ゴム紐の先に洗濯ばさみがついています。これがないと「いなかっぺ大将」のようにお腹が出ます。
これで準備完了です。
さっそく洗濯後のYシャツを乾かしてみる
洗濯して脱水後のシャツをアイロンいら~ずに着せました。袖を通したり、ボタンを留めていくのが少々面倒ですが。(本当に面倒くさがりです)
このダイヤルを右側に回せば温風、左側に回せば冷風がでます。
とにかく早く乾かしたいので温風で試してみます。
スイッチを入れると、ぷくーっと膨らんでいきます。面白いほどにパンパンに膨らみます。
気になるのは、はち切れそうになるくらいパンパンに膨らんで、ボタンのところが引っ張られてシワになりそうな感じです。でも、出来上がりはそんなに気にならないくらいです。
アイロンいら~ずを使ってみた感想
総合的にはやや満足というところです。
シャツの乾き具合
温風で30分もすれば完全に乾きます。襟や袖もエアバッグがちゃんと接触しているので心配なく乾きます。
シワの伸び具合
もともとノーアイロンシャツなので、シワは少なめですが、アイロンいら~ずを使うことで気にならないくらいにシワは伸びます。
手間について
私の場合、1回の洗濯で5枚のシャツを乾かします。30分×5回=150分(2時間半)という計算になります。この時間で家の掃除をするというルーティンにしたので、それほど手間には感じなくなりました。
収納について
機能性重視で、デザイン性はないので、出しっぱなしにすると部屋の景観を損ねます。
支柱部分は分解できるものの、前述にもあったとおり支柱を差し込むところが固いので嫌になります。
無精者の私にとっては面倒なので、そのままの状態で押し入れに保管しようと思ったら、高さがあるのでそのまま収納することができませんでした。
収納場所が課題です。
注意点
色物の服を乾かしたときに、エアバッグに色移りしました。なのでエアバッグに付いた色素を濡れた布できれいに拭き取りました。
基本的に湿った衣類を乾かすので、色が出るものは特に注意した方がよいと思います。