コロナ禍で世の中のDX化が急速に進んでいく中、ビデオ会議が当たり前のようになってきました。
インターネットの普及の急速な普及によって、法整備が追い付かないように、ビデオ会議マナーについても、まだハッキリとしたルールやマナーが整備されていないような気がします。
本来、マナーは人と人との関わりでの「行儀作法」であり、立居振舞によって相手に敬意を払ったり不快な思いをさせないためにあるものです。
では、ビデオ会議の終了時についてはどのような振る舞いが良いか考え方をご紹介します。
ビデオ会議の切り方
ビデオ会議では、相手がお客様や目上の場合、自分が先に終了・退出するのは好ましくないと考えます。
これは、電話のマナーと同様の考え方で、「相手が切ってからこちらが切る」というビジネスマナーがあるためです。年上であればこのマナーを気にする方がいらっしゃるはずなので、この考え方に合わせるのが無難と考えます。
どちらもなかなか切らない場合もある
電話の場合もよくある話ですが、お互いが切らずに無言が続くケースがあります。電話では、「失礼します」と言ってから5秒くらいで音を立てずにそっと受話器をおけば、相手が不快感は抱かないはずです。
ビデオ会議においても良くあることで、どちらもなかなか切らないで顔が見えたまま沈黙の時間が過ぎることがあります。その場合は、再度「”お先に”失礼いたします」と頭を下げて自ら退室・終了すれば、気持ちの良い終わり方ができると思います。
終了後に放置される場合
この場合、終了の挨拶が終わり相手が離席していればすぐにこちらから退出・終了すれば良いです。
もし、複数人でのミーティングの後に、仲間内で話し合いを継続する場合、自分がホストとしてミーティングを主催していれば、相手のビデオ会議を終了させることができます。(Zoomの場合です)これも相手が放置していれば全く失礼にはあたりません。
オンライン会議のマナーについては、これからも情報発信していきたいと思います。