Googleアナリティクスで、「並べ替えの種類」というプルダウンがありますが、クリックしてみるものの、項目が選択できないし何のことだか分からなくスルーしているケースが多いと思います。
実はこの並べ替えの種類で選択できる「変化量」と「加重」は、分析において非常に役に立つ機能なのです。
加重で並べ替えるメリット
皆さんは、指標として直帰率を気にすると思います。
直帰率という指標は、サイト全体の平均値を見ることもありますし、各ページ毎に見る場合もあります。
ただ、直帰100%だったとしても、そもそもの訪問数が少ない場合は、直帰を改善する前に流入数を気にしないといけませんよね。
気にしないといけないのは、訪問数が多い割に、直帰率が高いページを改善するのが最も効果的だと思いませんか?
この「加重」での並べ替えは、分析をする上で効率的な手法なのです。
加重並べ替えの方法
並べ替えの種類のプルダウンを押しても選択できませんよね。
そうなのです。この状態ではできないのです。
まずは、直帰率の項目をクリックして、直帰率で並べ替えるとこの「加重」という選択がアクティブになります。
これで、「加重」が選択できます。
直帰率が高く、且つセッションが多い順番に並び変わりますので、改善をすべきページがどのページなのかを分析することができます。
変化量並べ替えの方法
この「変化量」を選択できるようにするにはどうすればよいでしょう。
それは、「変化」という名の通り、期間比較してどれくらいの変化量があるかを調べるために使います。
今まで期間比較するときに、一生懸命見ていた作業が一気に楽になります。
この項目をアクティブにするには、右上の期間比較を設定すれば「変化量」がアクティブになります。